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江ノ電
フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮彫りにしていきたいと思います。自然が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆さまにとって何らかの情報になれば幸いです。何気ない散歩道が、もしかしたら今までにない輝きを放ち “特別な場所” に変わるかもしれません。
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★芦ノ湖の釣り★ 人生初!60センチ超えの巨大ブラックバス( 62.5cm/4.64㎏)

20170602171254.jpgファイル 36-2.jpg242-2.jpg20170331185646.jpg20190630134751.jpg20200128153814.jpg

今週から梅雨に入りました。鎌倉では紫陽花(あじさい)がピークを迎え、観光客がどっと押し寄せるので、箱根へ逃げてきました。

梅雨時期の箱根、雨の箱根もなかなか(良い雰因気)です。
岸からのマス釣りシーズンも終わり、あの騒がしかったコイやフナのハタキ(産卵)も終わり、平穏な芦ノ湖に戻りました。
今日は朝から雨ですが、無風で湖面は穏やかなので釣りは楽しめそうです。ただマス釣りの常連さんはヘラブナ釣りを楽しんでいるご様子。そのヘラ釣りの「趣」が備わってない私からすると、ちょっと仲間外れ感がありますが、今日は一人でフカセのムーチングをする事にしました。「ムーチング」とは、活きた魚を餌にして大物を狙う釣りのことで、別名「泳がせ釣り」とも言います。

この手の釣りは、まずライブベイト(活き餌)の確保から始まります。
ここ芦ノ湖では、ライブベイトとしてオイカワやウグイなどの小魚釣りし、釣ったものをブクブクで活かしておきます。それを使って大物釣りへと展開していきます。これぞ食物連鎖の釣り・・・果たしてどんな魚が掛るだろうか?とても楽しみです。

早速、一流し目ですぐに反応がでました!
まず、ゆったり泳がせている魚が、急に動きが慌しくなりアチコチに逃げ惑います。これは、その真下で大型魚に狙われていることを意味しており、その緊迫した様子は、ライン(釣糸)を通じて、私の手元にまで伝わってきます。
そして大型魚がガブッと食いつくと、弛んだラインが一気にピンと張り詰め、それが「重み」として竿先に伝わります。手持ちの竿に “ググ” っと強い感触が伝わり、ラインがスルスルと出て行きます。アワせをしてみるとシッカリ重みが乗り、「おっ何か掛かった」と気持ちが弾むも、竿は大きな弧を描いたままピクリとも動かないので「こりゃ根に潜ぐられたかな~」と苦笑い。

ただその様子を傍から見ると、竿がシッカリ曲がっている状態ですので、それが魚なのか…? 地球なのか…? なんて誰もが知る由もなく、周囲の観光客たちにとって格好の標的に。それを一目見てやろうと観光客たちがジワジワ近づいてきます…。
私は「魚じゃない!」「根掛りだ!」と手を大きく振ったり、手で「×バツ」をしたりして、魚が掛かってないことを必死にアピールして見物客を散らします。これぞ箱根芦ノ湖の岸釣り!観光地ならではの釣りです。

観光客が散ったので、気を取り直して渋々ラインを手繰ると・・・
ズズッ、ズルッ・・・と鈍くライン出ていくので、やはり何か魚が掛っている様子。その時、ラインの延長上の沖で豪快なエラ洗いをしたのを見て “巨大ブラックバス” と判明!ここで初めて事の重大さに気づきました。

その後が大変!エライこっちゃです。
豪快なエラ洗いを繰り返すわ・・水草の群生に突っ込むわ・・枝に絡むわ・・桟橋に逃げるわ・・、ラインを出されては巻いての攻防を繰り返します。流石に長生きしているだけあって逃げる術を熟知しているようで、最後の最後まで巨大ブラックバスの名に相応しい抵抗を見せてくれました。
最終的には、バスを釣っているのか? 水草の塊を釣っているのか? これでもかと言わんばかりに絡みついた枝や水草を一つづつ丁寧に取除き、やっと露わになった巨体。モノサシと手秤を取り出したのは何年ぶりだろうか、計測すると釣人生初の60cm超のブラックバスでした。
過去に50㎝を超えるブラックバスを上げた経験はありますが、60㎝級となると全くの別物に見えます(イメージ的には、それよりも2回り、いや3回り違うかもしれません)。
撮影後、速やかにリリース、湖にお帰り頂きました。

釣ってストックしておいたオイカワはお持帰り、から揚げにして美味しく食しました。
芦ノ湖にはオイカワやウグイなどコイ科の魚も多数おり、私にとっては名脇役ながらも欠かせない存在です。特にお客様を相手する時は、オイカワの唐揚げも料理メニューに加えると「これは旨い!」と口を揃えていいます。オイカワは誰もが馴染のある魚ですが、料理して食べるのは初めてみたいです。

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夏至も近い5月下旬。芦ノ湖地区の日出時刻は4時30分頃なので、その1時間前(3時半)から釣りを開始することができます(芦ノ湖漁協の規定上)。特にオフ期は3~4時間もあれば十分なので、7~8時頃には終了します。わたし一人の釣行時はそのまま下山して鎌倉に帰りますが、お客様を相手している時は「釣り+箱根観光+温泉」を組合せることが多いです。ここは大涌谷にある硫黄の採掘場で生物を寄せ付けない異次元な世界。ロープウェイや高台から望むその光景は圧巻そのもので、まるで地球外にいるような錯覚に陥ります。

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