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フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮彫りにしていきたいと思います。自然が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆さまにとって何らかの情報になれば幸いです。何気ない散歩道が、もしかしたら今までにない輝きを放ち “特別な場所” に変わるかもしれません。
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ババちゃん/タナカゲンゲ(ゲンゲの仲間の最大種)  **山陰松葉ガニ漁の名脇役**

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もう2月中旬です。あと2か月もすれば春です。
私事ですが、昨年末にわたし八鳥家に家族が一人増え、鳥取に里帰りしていたカミさんも来週には子供と一緒に鎌倉に戻ってきます。この数か月間、独身気分でしたがそれもあと数日でおしまい。新米パパとして気合が入ります。

さて、2月14日はバレンタイン日です。「バレンタイン」と称して大きな発泡スチロール箱がフィッシュナビ宛に届きました。送り主はカミさんなのですが、開封するとビックリ!何と「タナカゲンゲ」でした。以前、鳥取の魚屋で初めて出逢ったのですが、あまりの巨大さとマヌケなマスクに一目惚れ。この「タナカゲンゲ」はゲンゲの仲間では最大種に位置し、この画像のゲンゲでも90cmあります。地元では「ババちゃん」という名で親しまれ、日本海側では冬の時期(カニ漁のカニ網に一緒に入ってしまう)によく獲れます。つまり、カニ漁の時期でないと獲れない “季節限定の魚” でもあります。

見かけは画像の通り、
キツネのような…、柴犬のような…、魚とは思えない顔立ち。このマヌケ顔を決定づけるのは、目の位置のせいか? それとも分厚い唇のせいか? まぁ神様も変なものを作ったな~と思ってしまいます。しかし、このマヌケな見かけとは裏腹に、柔らかくプルンプルンした唇をめくると鋭い円錐状の歯が2列ズラッと並んでおり、手でこじ開けられない程の強靭なアゴの持ち主です。もしこんなのに噛まれたら悶絶しそうです。

あまりにもお腹がデップリしているので、子持ちかな?と腹を開けたら卵らしいものは存在しなく、胃袋の中に何かゴツゴツして何か入っている(恐)。そのフォルムが “手のひら” のように見え、もう嫌な予感しかしない。恐るおそる胃袋を切り開いて覗くと・・・キャー手のひら!・・ではなく、
手のひらサイズのヤナギガレイが3枚も重なり合っていました。もし本当に手のひらだったら、どう処理すればいいんだろう・・・、もう心臓バクバクものでした。

早速下処理⇒解体⇒調理に入りました。身はとってもアッサリしており、美味しく食べられます。食感は水っぽいタラのようですね。見かけの通りキレイな白身なので、揚物や鍋にすると美味しかったです。

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