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フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮彫りにしていきたいと思います。自然が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆さまにとって何らかの情報になれば幸いです。何気ない散歩道が、もしかしたら今までにない輝きを放ち “特別な場所” に変わるかもしれません。
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鎌倉淡水魚紀行(砂押川編)~モクズガニ~

20210912155430.jpg

<写真>
藻を食べるモクズガニ。
警戒心が非常に強く、人の気配を感じるとすぐに隠れてしまいます。

<本文>
盛夏を賑わせたオイカワたちの産卵も終わり、あのお祭り騒ぎから一転。9月に入ると徐々に普段の静けさに戻りつつあります。また連日の雨で川が濁り観察も小休止、今回はお魚以外で、観察の名脇役でもあるモクズガニ(藻屑蟹)について、お話したいと思います。

モクズガニは、市内河川でよく観察できる身近なカニで、特徴的なのは何といってもこのハサミ、まるでチアポンポンをつけているようで面白いです(因みにこれは藻が生えているのではなく地毛です)。そしてこの立派なハサミからして、いかにも凶暴そうに見えますが、実は雑食性(カニは肉食性が多い)で普段は藻などをチマチマ食べております。
モクズガニは、海と川を往来する回遊性のカニで、その生活史はアユと非常に似ております。そのため、秋が深まる頃には(アユと同様)産卵のため海へ下ってしまうでしょう。

これはちょっとした豆知識ですが、このモクズガニは日本古来より食用に利用され、特に「がん汁」などが郷土料理として知られております。私も過去に食したことがありますが、その味は絶品、こんなに美味しいものなのかと。それもそのはず、モクズガニは上海蟹(チュウゴクモクズガニ)の近種で、見た目も味もほとんど同じ、そんなグルメ的な要素も秘めております。

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