★体験★ 湘南で地引網(片瀬海岸/西浜)
- 2011/10/01 13:10
- カテゴリー:日記
町内会で地引網を開催しました。
場所は江ノ島水族館裏(片瀬海岸の西浜)で、参加費500円×定員200名ですぐに満員になりました(地元にはこんなに魚好きが多かったのか…)。
まず網を船で沖合200mぐらいの位置まで運び、それを皆で引っ張ること×3セットします。
時期は9月中旬、網にはカンパチを筆頭に、フッコ、サバ、ウルメイワシ、イサキが入っており、この時期は水温が高い事もありイケガツオ、メッキ、イトヒキアジ、チョウチョウウオなどの南方魚も混じっておりました。
実際これらは2~3割程度で、殆どはヒイラギ、ゴンズイ、フグ、クラゲなどが大半を占め、害魚であるものは漁師たちが手際よく仕分けてくれます。クラゲや小さなカタクチイワシもかなり混じりますが、これらは砂まみれになり選別不可。波打ち際で網を洗うとその一面が鳥山になります。
今回は貧果でしたが、時期により青物(サバ・イナダ・アジ類)が大漁だったり、時には大きなスズキも混じりますので侮れません。もちろん費用対効果を期待するものではありませんが、体験としてはアリかもしれませんね。
PS
最後のモノクロ写真は大正時代(今から約100年前)の地引網の様子(江の島水族館より)。
今とさほど変わってませんね。