★巨大魚イシナギ(第4話) ~解体
- 2011/08/10 17:11
- カテゴリー:日記
ついに八鳥家に待望のイシナギ(30kg級)が到着しました。「心して食しますからな」と早速解体に取りかかります。
まずは「鋤引き」といって包丁を使ってウロコを削ぎ落す事から始めます。硬く鎧をまとったような鱗を剥ぐと白肌が露わになり、ちょっとセクシーです。
ただ丸ごとの巨体はこれで見納め。しっかり目に焼き付け、その後は勢いよく解体を進め現実的な形にします。背骨はまるで獣のように太く、各パーツの大きさも全て規格外!全てがビックリではありましたが、包丁の入れる箇所、進める手順は普段やっているスズキと同じでした(やっぱスズキの仲間なんだなと…)。
そんな解体も終盤に入り、まずはお世話になっている方へのお裾分用として「刺身用と昆布〆用」のサクを1セットづづご用意。その他、各料理の用途に応じカットしそれぞれ真空脱気シーラーして解体完了!今日はこれでおしまい。これからのイシナギ料理が楽しみです(次項に続く)。
これは、私の魚料理道具のセットです。
小さい魚~巨大魚まで、あんな魚、こんな魚、どんな魚でも・・・。
刺身、あぶり、焼き、から揚げ、天ぷら、お寿司、干物、煮つけ・・、適切に処理をして美味しく頂きます。