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江ノ電
フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮き彫りにしていきたいと思います。自然や魚が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆様にとって何らかの情報になれば幸いです(月に1回/毎月1日に更新します!)。
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★私とスズキ釣り★ 愛用者の悩み/レッドヘッドのバイブレーション編

  • 2009/12/13 09:52
  • カテゴリー:日記

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私の中で多くの疑惑と感動を持つルアー、それはレッドヘッドのバイブレーションルアー。
初めて見た時、この非現実なカラーで本当にスズキが釣れるのか?それが私の第一印象でした。
しかし、このルアーで結果(釣果)が伴うと、否定的な見方から肯定的になり「先入観から脱する機会」を実例をもって勉強させてくれたルアーでした。

さて「レッドヘッド」の起源は、ラパラなのか? ボーマーなのか? それともコットンコーデルなのか? 確か1987年にラパラが日本向けカラ―として「レッドヘッド」をリリースしたのは知っていますが、当初から似たようなカラ―が存在していたのを記憶しているので、本当のルーツはどうなのか私には分かりません。少なくてもレッドヘッドを考案した人、それを広めた人には、私からフィッシュナビ賞(仮称)をあげたいぐらい感謝の気持ちがあります。

私の場合、初めは疑いを持ちつつも、何かしらの理由で “お気入り” になると、以降~それに惚れこみずっと使い続ける性格です。ただ、それをあまりにも長く使い続けると、世の流れで市場から消えてしまう事もしばしば、そのため「末永く同じモノを使い続けること」は意外と難しかったりします。「使い続ける」となると、根がかりなどの外的要因で予期せぬ別れも多々あり、特にルアーとなれば尚更で消耗がつきものです。“言っている事” と “やっている事” に矛盾が生じてしまいます。

めまぐるしく発展と衰退を繰返すシーバス用ルアーの市場では、むしろロングセラーに留まる方が珍しく「無くなったら買って補充すればいいや」という訳にはいきません。そうなると中古市場(偶然的な出会いにより)にも目をやり、あらゆる方法でルアーをかき集め、手元において置きます。
「バカの一つ覚え」と言われればそれまでですが、ただ使い続けると良い事もあります。このバイブレーション一ひとつ挙げても、そのルアーがもっている性能を十分に理解し、それを駆使し威力を発揮することができます。重いので遠くへ投げることができるし、巻くスピードに応じて表層~中層~海底まで引きずれ、広範囲かつ根回りなどのピンポイントも丹念に探れ、強風や波にも強いときた。私の中ではほぼマルチなルアーになりつつあり、そうなるとそこに生息する多くの “外道” との出会いをもたらせてくれます。

“外道” とは本来狙っている魚に対して、そうでない魚の事をいいますが、たとえそれが本命以上の高級魚であろうとも外道は外道となります。どんな釣りにおいても誰もが経験されていると思います。
この時期(晩秋~冬期)、私は地元江ノ島周辺でスズキ釣りに熱中しますが、本命のスズキ以外にも嬉しい外道に遭遇します!コチ、カサゴ、コノシロ、そしてマダコ…どれもお寿司ネタですね。

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この巨大コチは60センチを超えます。
これは小学校からの幼馴染の友人(北さんこと北川君)が近場で釣ったもので、私と同じように彼もこの赤白ルアーの熱狂的ファンです。かつては良きライバルだったハズなのに、いつの間にか私より上達しててその実力は圧倒的な差!彼から教わる事が多いです。そんな北さんは私を師匠と呼びますが(若干私の方が釣歴が長いので)、いいえ、もうアナタが私の師匠です。

“ 青は藍より出でて藍よりも青し ”   ですね。

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