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フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮き彫りにしていきたいと思います。自然や魚が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆様にとって何らかの情報になれば幸いです(月に1回/毎月1日に更新します!)。
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芦ノ湖 イワナ撮影会(2015年晩秋)PART2 *産卵編*

  • 2015/12/13 17:19
  • カテゴリー:芦ノ湖

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芦ノ湖/箱根町の明神川へイワナ撮影(第2弾)。
晩秋~初冬のイワナ撮影は、寒さとの戦いになります。この時期は箱根山から吹き降ろす寒風に晒されますので、撮影の際には完全防寒装で挑んでください(8時AM/気温は3℃)。

※)撮影場所は、箱根新道(芦ノ湖出口)をおりて国道一号線にぶつかる付近です(上記画像参照)

さて、今日のお題は「ペアリング」です。
まずはペアとなっているイワナ探しから始まります。明神川の最上流(魚止め)あたりが良さげです。

■画像(左上):上流部にて大きな♂イワナを発見。ここを撮影ポイントに決定!
■画像(右上):もう♂は♀にピッタリです(カップル成立)。
■画像(左下):他の♂イワナが近づこうなら本気で追払われます。
■画像(右下):ゴ~ルインッ!タイトルのごとく(産卵放精)。

どうやら双方に阿吽のタイミングがあるようです。♂は後ろから一瞬で♀に接近し寄り添った瞬間、身を震わせながら産卵と放精をします(雄が身震いして一瞬水が濁るのできっとそうであろうと推測)。その行動はたった数秒程ですが、それを何度も繰返しておりました。

くどいようですが、ここは釣ってはいけない場所、釣ってはいけない時期なので「見~て~る~だ~け~」ですからね。間違っても竿を出してはなりません。しかし来シーズンに解禁なったら私も釣師としてここ芦ノ湖に再訪しますので、その時はまた遊びましょう。
その1週間後…、もうここにはイワナ達の姿はなく平穏な明神川になっておりました。産卵という大仕事を終え、湖に帰っていったのでしょう(お疲れ様でした)。
辺りの木々は殆ど落葉し、芦ノ湖周辺はすっかり冬景色。ここは箱根駅伝(往路)第5区のゴール付近、数週間後は駅伝で大賑わいになっている事でしょう…。

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