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江ノ電
フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮き彫りにしていきたいと思います。自然や魚が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆様にとって何らかの情報になれば幸いです(月に1回/毎月1日に更新します!)。
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自作ルアーで狙う!芦ノ湖のサクラマス釣り(結果だけでなくプロセスも楽しむ)編

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芦ノ湖周辺でツクシが見られ、マメザクラが咲き始める頃、私の芦ノ湖マス釣りシーズンが始まります。本当は3月から解禁なので3月~がベストシーズン…という解釈でよいのですが、解禁当初の芦ノ湖は真冬のように寒いです。なので、私は人より遅めのスタートでノンビリ芦ノ湖を楽しんでおります。また時間帯においても、サクラマスは回遊魚なので早朝に攻めるから良いという訳ではなく、朝・昼・夕、いつどんな状況で掛るのか分からないのが特徴です。そのアタリをジッ~と待ちながら釣りをするのが私の性に合っているのか、この待ち時間がとても好きです。
芦ノ湖のサクラマスは単独で回遊するのか? それとも群で回遊するのか? は定かではありませんが、時には2本の竿に同時に掛る場合もあるので、おそらく単独~小規模な群れで回っているのかもしれませんね。

私の趣味で “自作ルアー作り” などもしております。
水牛の角1本から、カットして・・、研磨機(グラインダー)で形成して・・、粗削りして・・、研磨して・・、必要に応じてアルミ箔や魚皮を貼ったりして、やっとのことで1本のルアーが出来上がります。天然素材でかつ手作りなので、同じもの2つとできません。それ故にバラつきは多く、仮に10個作っても、成功したと思えるのは(よい泳ぎをするのは)たった1割程度(1~2個)なのかもしれません。でもそんな採算性なんてどうでもいいのです。

自分でルアー作って、それで魚を釣って、それを美味しく食して、
自然と魚相手なので、必ずしも全てが達成されるわけではありません。 しかし、釣果だけにとらわれることなく、この一連のプロセスを楽しめるのも、釣りの面白いところであり、これぞ釣りの真骨頂であると私は思っております。自然から学ぶことが多いのです。

変な言い方ですが、
手作りの自作ルアーというのは、案外(自分が思っている以上に)に良く釣れることが分かります。特に芦ノ湖に通う方は、プロアマ問わず自作ハンドメイドルアーを持っている方が結構多く、それでよく釣れることを理解しております。たとえルアーでなくても、フライを用いたトローリング(ハーリングといいます)でも良く釣れますので、もしボートに乗った際には、チャレンジしてみるとよいでしょう。

★芦ノ湖の釣り★ 10回足を運ぶと1回ぐらいいい事ある(かも?)

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芦ノ湖の釣りにおいて、晴天すぎて(もしくは荒天過ぎて)全く釣りにならない時があり、そういう時は早上がりします。片付けの際、荷物を車に積込むために、一時的にその場を離れるのですが「万が一、魚が掛かっているかも」・・・を想定し、竿をロープに繋いではおきます(一応ね)。
そして帰り身支度を終え、最後の竿を引取りに戻る私、もうそこには “釣人” としてのオーラは微塵もありません。釣り番組のような「最後にドラマチックな展開が!」・・・という展開は殆どなく、大抵は何も起こりません。
しかし、長年この釣りをやってて、10回ぐらい足を運ぶと1回ぐらいはその “万が一” の事が起きてしまう事があります。

もちろん、芦ノ湖記録を覆すには程遠いサイズですが、時にはこんな野生化したキレイな大型ニジマスやサクラマスが釣れるのも芦ノ湖の魅力です。
私の経験値をもって予想できるのは40%程度、あとの60%は何が起こるか予想つきません。
正直言って私の勘なんて全くアテにならないし、その予想とは正反対の結果になる場合も多々あります。まずはその土俵に立っている事が大前提ですが、そういう予期せぬ要素があるからこそ “釣り” は奥深くて面白さなのかもしれませんね。

★芦ノ湖の釣り★ 2尺ヤマメ(サクラマス)を狙う

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今期シーズンは例年よりもワカサギの接岸が多く、遊覧船の行き来で大きな波がくるとワカサギがちらほら打上がるほど。そうなるとサクラマスも浅場を回遊し、運良くば姿だけでなく捕食シーンも目の当たりする事もできます。普段は地味で根気を要する釣りですが、この時ばかりはエキサイティングな釣りになります。

釣れば大歓迎なサクラマスですが、特に極太な個体が釣れた時は嬉しいですね。サクラマスを手にするまでは、ニジマス、ブラウン、イワナといった嬉しい外道も手にしますが、この時期のマス達はワカサギを飽食して体が太っているので、どの個体も格別に美味しいです。

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▲2尺ヤマメとも呼ばれるサクラマス。 “読み” が当たれば、こんな奇跡も(希にあるかも)。

そんな愛してやまないサクラマス釣りですが、通ったから釣れる訳でもなく、頑張ったからって釣れる訳でもない、だからと言って経験や理屈がものを言う訳でもなく、祈っても釣れる訳でもない・・・。「それじゃあ、釣れる要素がないじゃん」っと思いきや、前ぶれもなく簡単に釣れてしまう時もあり、私のモチベーションを生かすも殺すもサクラマス次第、ちょっと大袈裟ですが生殺与奪の権利をサクラマスに握られているのです。そんな気まぐれに翻弄されながらも毎回ドキドキな釣をしております。要は「自然相手は時の運」と「通ってナンボ」という事ですね。このアフターありきが私の原動力になっております。

★フィッシュナビ★ 国際フィッシングショー(2009年)に出展しました。

  • 2009/03/16 17:43
  • カテゴリー:日記

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フィッシュナビが2009年(2/13~15)国際フィッシングショーに出展しました。
皆さんお忙しい中、弊社ブースにお立寄り頂き誠にありがとうございました。フィッシュナビの助っ人として、何とアラスカからはASSのジョニー(ジョニーハリス)さんが、カナダからはAG-FISHの梅村英二さんが駆けつけてくれて、3日間フルでお手伝いしてくれました。
フィッシュナビ開業当時(2005年~)からお世話になっている現役のフィッシングガイドが目の前にいるので、私にとって鬼に金棒!とても心強かったです。

フィッシュナビの予算事情で、トライアルブース(半コマ=10万円コース)での小規模展示でしたが、お客さんと当時の思い出ばなしに花を咲かせたり、これからの計画の話をしたり、初めて顔合せだったり、お客様をご紹介頂いたり、本当に楽しかった3日間でした。

全てお手製!私もこういう展示モノは初めてで不慣れでしたが、多くの方々の助けと支えがあって無事に終える事ができました。これもひとえに皆さんのお蔭で、感謝に尽きません。本当にありがとうございました。これからもお客様の目線でご納得頂けるような海外フィッシングのコーディネーターを目指してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します!

★私とスズキ釣り★ 湘南の真冬が熱い!

  • 2009/01/17 00:01
  • カテゴリー:日記

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▲片瀬のヌシ(特大スズキ) 95cm(尾又長89cm) 6.9kg  
2009年1月16日、中潮:19時30分(満潮時)、湘南・片瀬新港(テトラ側付近)

地元の江の島周辺は、観光だけでなくスズキ釣りでも人気のある場所として知られております。ただ、私自身スズキ釣りに関しては非常に遅咲きで、初めてスズキを手にし、このスズキ釣りのことが分かってきたのは30歳を過ぎてからのことでした。子供の頃は知る由もありませんでしたが、夜の堤防にまさかこんなディープな世界があったとは、驚きを隠せませんでした。

ここ地元での本格的なスズキ釣りシーズンは、秋も終わり寒さが身に染みる11月下旬頃から~寒さの最も厳しい大寒(1月下旬)頃までで、いつの日か特大スズキを手にするのを夢みて多くの釣人が足を運びます。身近で大物が狙えるのも最大の魅力でありますが、いかんせんここは湘南地区!釣り人口が多いゆえ “超” がつくほどの激戦区で「スズキの数よりも釣人の数の方が圧倒的に多いんじゃないの!」と皮肉りたくなる気持ちです。

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この江の島付近において、スズキ釣りの基礎となるのはたった3つで、それは「潮」「時間帯」「場所」を知ることにあります。この3つの条件下でちゃんと釣りをしている状態であるかが重要で、これを理解し実践した者のみが「スズキ釣りの土俵」に上がれるといってよいでしょう。特に時間帯は真冬の暗い時間(日没後、もしくは夜明け前)であることから、「寒さ」と「眠気」との戦いでもあり、正直なところ体に堪えます。精神的に消耗戦を強いられる釣りではありますが、大きなスズキが釣れた時の嬉しさと、食べた時の美味しさがあるからこそ、日々の原動力になっているのかもしれません。

釣ったスズキは、わたくし八鳥家の貴重なタンパク源となり、この時期の食卓は多くのスズキ料理で彩られます。もし特大サイズが釣れれば1週間はおかずに困まることはないでしょう。スズキという魚は白身で淡泊、素材がよいので刺身・焼き・揚げ・蒸し・などなど、どんな料理にしても美味しく頂けます。

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これは夕暮れの江の島付近。
もしこの光景にソワソワされたら、もうあなたは地元の立派なスズキ釣師です。更に極めると、この写真を見ただけで「1月であること」「大潮であること」「時刻は17時であること」まで言い当てることができます。太陽が沈む位置で「時季」を推測でき、その時季により「日没時間」も分かります。そして満潮時の水位を知ることで、今日の潮時(何の潮であるか?)も分かるのです。
ただこれは決して特別なことではなく、スズキ釣りの土俵に立てる人は誰もが知るところ。足繁く通えば、それらの感覚が自然と養われていくのです。
今日もこの日没がスズキ釣りの開始の合図といわんばかりに、多くのスズキ釣師が各々お気に入りのポイントに入っていきます。

もう一つの楽しみは、この時間帯だからこそ楽しめる絶景です。冬の日出や夕日はとても美しく、富士山をはじめ伊豆箱根~そして丹沢の山々の上空を赤く染め、多くの観光客や写真家がこの絶景を収めに足を運びます。また日没後、宵闇が迫る海に突如現れるライトアップされた江ノ島灯台もキレイで、自然と人工の造形美を楽しむ事ができます。

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