★観測史上50年ぶり★ 秋の湘南地区に積雪!そして化嵐(けあらし)発生
木枯らしの季節になると、スズキへの想いがだんだん強くなります。
地元での本格的なスズキ釣りシーズンは、晩秋の寒さが身に染みる11月下旬から~寒さの最も厳しい大寒(1月中旬)頃までで、この時期は大きなスズキが近場を回遊してきます。
しかし、ここら湘南地区は “超” がつくほどの激戦区で、しかも釣れるポイントが少ないので、
「そこで釣れる魚の数よりも、釣人の数の方が圧倒的に多いんじゃないの」と皮肉りたくなる気持ちです。
私の場合、江ノ島周辺をはじめ、片瀬川河口、片瀬漁港一帯でスズキ釣をしておりますが、スズキ釣りの時間帯として朝マズメや夕マズメが多いせいか、天気が良ければ景色も楽しむ事ができます。
海は、時には訪れる人達を最高の絶景でもてなし、時には牙をむけ人すら近寄せつけない・・・、たった1日であっても天候や海況がめまぐるしく変化し、二度と同じ姿を見せる事はありません。
そして、本日(2016年11月24日)。
何と鎌倉に雪が積もりました(11月の積雪は50年ぶりみたいです)。しかもこの日は最高気温は4℃と、この地区この時期にはあり得ない極寒ぶりでした。
ただこの時期の海水温はまだ20℃ぐらいと暖かく、これらの寒暖差で化嵐(けあらし)が発生。海からは湯気が立ちこめ、とても幻想的な景色になりました。
化嵐が発生する条件は?
「風が吹かず」「気温と水温の温度差が15℃以上あるとき」に発生しやすいと言われております。
引用:左)YAHOO天気図、 右)神奈川県水産技術センター海況図引用
■江の島大橋から見た東側(江の島灯台)2016年11月24日
■江の島大橋から見た西側(片瀬川河口)
で、肝心なスズキは釣れたんかいな? 魚の記事は?
・・・とツッコみどころ満載ですが、そこはご安心ください(スズキは釣れてませんからッ)。
魚が釣れないと景色の写真が多くなるのは気のせいでしょうか。