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江ノ電
フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮き彫りにしていきたいと思います。自然や魚が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆様にとって何らかの情報になれば幸いです(月に1回/毎月1日に更新します!)。
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★夏休み企画★ 川エビの生態を観察してみよう(鎌倉市内河川編)

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鎌倉の河川には、アユをはじめ、多くのハゼの仲間、ウナギ、モクズガニやエビなどの甲殻類が生息しております。特にこれら生きもの同士に密接な関係はありませんが、共通するのは「海と川を往来すること」で、これらメンバーを目にすることで、ちゃんと海から川に上ってこれてるという証にもなっております。言い換えれば「川で見かける生物ですが、もし海がないと子孫を残すことができない(一部除く)」という意味にもなります。

今回は、夏の川の名脇役である「川エビ」について、お話したいと思います。
初夏の候、水温が20℃を超えるとエビが沸くように発生します。鎌倉で観察できるエビは、大きく分けて3種類、「ヌマエビの仲間」、「スジエビ」、そして「テナガエビ」です。いずれも卵を抱えていることから今が繁殖期なのでしょう(そっと見守ってあげましょう)。そしてよく観察してみると、エビ同士でも力関係があるようで、ヌマエビは植物食性で非常に大人しく、スジエビは雑食性で中性的な感じ、そしてテナガエビは完全肉食性で気性が荒いのが分かります。
川にそっと近づけば、エビ達の団欒している光景をアチコチで見ることができますが、そこに手長エビが迫ってくるっと、ヌマエビやスジエビたちは道を譲るようにスッと退きます。まさにエビの社会性と力関係を垣間見れた瞬間でした。いくら生物の楽園といっても、弱肉強食の世界であることには変わりないようです。

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