★今月の1枚(2024年6月号)~食い意地の賜物~
私の「お家芸」になりつつある芦ノ湖のマス釣り。特に4月~6月頃はシーズン最盛期で、八鳥家の食卓には(いつも)マス料理で彩られます。しかし、あまりにもマス料理が続くと、さすがの家族も飽きてしまうので、シーズン通して美味しく食べ続けてもらえるよう、手をかえ品をかえ、様々な料理を考えている日々です。そのおかげで、魚料理のレパートリーが少し増えた気がします。まさに「食い意地の賜物」といったところでしょうか。
また、これは釣果とは直接関係しませんが、芦ノ湖の特性を生かして、もう一つの楽しみ方もあります。
芦ノ湖は標高723mに位置する山上湖で、季節の流れは都心よりも2~3週間ほど遅れて訪れます。
そのため、平地では3月末頃に咲く桜も、芦ノ湖周辺では4月中旬に開花し、新緑もGWぐらいからやっと色づきはじめます。
桜の便りは、標高の低い小田原から始まり、湯本(標高100m)、塔ノ沢(標高150m)、大平台(標高330m)、宮ノ下(標高430m)、強羅(標高550m)そして芦ノ湖(標高723m)へと標高が上がるにつれて桜が追うよう開花するので、この時期に通い続けると2度も3度もお花見を楽しめ、更には、その後を追うように「新緑の便り」も楽しむことができるのです。
「時あたかも春爛漫~、全ての命燃えいずる~、1年で最高の時~」・・この贅沢な情景をアンコール鑑賞できるのです。
私が作ったマス料理は、当サイト「神奈川釣魚料理館(2~4ページ)」に載せておりますので、もしマス料理のレシピでお困りの方は、是非ご参考ください。